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論文

Pseudomonas radiora 0-1に対するN$$_{2}$$Oの放射線増感作用; 増減に影響を及ぼす要因について

渡辺 宏; 飯塚 広*; 武久 正昭

食品照射, 15(1), p.6 - 10, 1980/00

殺菌線量低減化技術を開発するため、種々の条件下での殺菌効果を検討した結果、N$$_{2}$$OがPs.radiora0-1の感受性を著しく増大させることを見出し、すでに報告した。今回は増感作用の性質を明らかにするため増感に影響を及ぼす種々の原因について検討した。線量率については、10$$^{5}$$cells/mlの希薄懸濁液中では1~12krad/minの範囲で影響はみられないが、10$$^{7}$$cells/mlでは5krad/min以下で線量率効果が認められ、線量率が低くなるにつれて増感は抑えられた。0$$^{circ}$$Cでの照射に比べて20$$^{circ}$$Cで照射した場合には、さらに高い線量率でも増減が抑制された。細胞内カタラーゼとの相関をしらべた結果、この線量率効果はH$$_{2}$$O$$_{2}$$生成速度とカタラーゼによるH$$_{2}$$O$$_{2}$$分解速度との関係で説明されると考えられる。線量率以外に照射温度も増減に影響するが、生育時期や照射後の培養条件等は影響を与えなかった。前報と本実験からN$$_{2}$$Oの増感作用は細胞濃度、線量率、照射温度によって変化し、それらはカタラーゼに起因すると考えられる。

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